リレンザ見直しと愛知の空気清浄機

インフルエンザが猛威をふるうのは毎年のことではあるものの、その病原体であるインフルエンザに大きな変革が生じてきていることによって世間の予防に対する意識が大きく変化しました。幾度もパンデミックを引き起こしてきたインフルエンザウイルスが再びいつパンデミックを起こしてもおかしくない状況ができてきているからです。その原因となっているのは新型インフルエンザの登場です。豚や鳥を宿主として感染していたインフルエンザウイルスが人から人への感染能力と高い病原性を手に入れて猛威をふるうことが想定されるようになりました。実際に豚インフルエンザが新型インフルエンザとしてパンデミックを起こしたこともあり、予防と治療の二つの面からインフルエンザ対策が大きな注目をあびるようになっています。治療の面からはノイラミニダーゼ阻害薬として当初は売れ行きが伸びなかったリレンザが見直されました。他の治療薬に対する耐性が生じてもリレンザがあれば治療ができるという事例があったことを受けて、吸入薬であることがネックとなっていたリレンザも広く用いられるようになったのです。一方、空気浄化装置を用いてウイルスの蔓延を防ぐという考え方も一般的になりました。花粉症の影響もあって空気浄化装置は人気を集めてきていましたが、インフルエンザ対策として取り入れることも多くなっています。その影響によって、長らく生産ラインを停止していた愛知県の工場を再稼働させて空気浄化装置の開発を開始する企業も登場しています。愛知県春日井市に工場をもつその企業にいては実に10年の期間をおいての愛知における空気浄化装置の生産再開であり、今後の市場競争に大きな影響を与えていくでしょう。

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