解熱後も飲み続ける必要があるリレンザと予防接種

リレンザを使用してインフルエンザを治療するときには注意しなければならないことがあります。風邪をひいたときに市販の風邪薬を飲む人は多いですが、風邪の症状が緩和してくると、あとは自然に治るだろうと考えて飲むのをやめてしまうでしょう。それは全く構わないことなのですが、同じことをインフルエンザとリレンザのときには行ってはいけません。インフルエンザウイルスは解熱後も体内に存在しており、人に飛沫感染させてしまうリスクがある状況になっています。数が減っているとはいっても無数のウイルスがいる状態であり、それらを外に出さずに根滅させることが重要です。体内にいるインフルエンザウイルスの中には既にリレンザに対してある程度の耐性を持っているものもいる可能性があります。解熱後にリレンザを飲むのをやめてしまうことによって、そういった耐性菌が生き残れる可能性が高まってしまうのです。解熱後も使い続けて5日分を全て使い切るということを徹底することが大切なのです。こういった治療法が生まれてきたものの、予防をしてインフルエンザにかからないに越したことはありません。その最大の方法は予防接種であり、流行する型の予想が外れないかぎりは予防接種をすればほとんどインフルエンザにかかることはありません。換言すれば、予防接種が効果を発揮するかどうかは流行する型の予想が当たるかどうかということにかかっています。長い歴史の蓄積から高い確率で予想が的中するため、インフルエンザワクチンの接種が信頼できる予防方法として台頭しています。予防接種と正しい用法で用いるリレンザがあることによってインフルエンザの予防と治療が可能であり、その脅威も以前より小さくなっているのです。

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