風邪と違いがないエボラウイルスにリレンザは効かない

世界各国を恐怖に陥れているエボラウイルス病は収束に向かう様子をみせた後に再び活発化するなど先が見えない状況が続いています。
タミフルがエボラに効果があるとされたことで需要が高まりインフルエンザの流行期に不足してしまいリレンザが用いられるということも一般的になってきています。
エボラウイルスウイルス病が猛威を振るっているのは初期における症状において風邪との違いが無いという点が挙げられます。
エボラウイルス病の症状というのは、大きく分けると3つの段階があります。
まず、潜伏期です。
エボラウイルス病のもとになるウイルスが体内に侵入し平均的に1週間程体内において潜伏を続けます。
こうした期間は体調に異常を感じるなど変化がありません。
そして、潜伏期にあるエボラウイルスには感染力を有していません。
次に、発病期となります。
発病するタイミングというのは非常に突発的であると言えます。
発熱をはじめ悪寒や頭痛、筋肉痛や食欲不振といった症状に加え嘔吐や下痢、腹痛といった症状がみられます。
最後が重篤期です。
皮膚をはじめ口腔や鼻腔、消化管などの全身から出血が起こり、最終的には命を落としてしまいます。
初期の症状が風邪との違いがない上にインフルエンザの症状とも酷似しているので命を落とすほど重いウイルスにかかっているとは疑わずに過ごしてしまうのです。
そのため、インフルエンザを対処するようにリレンザを用いて治療を試みようをするわけです。
しかし、唯一エボラウイルス病が持つ風邪との違いが存在します。
それが、エボラの場合はしゃっくりが起こりやすくなるという特徴です。
しゃっくりというのは風邪の際に出るものではない上に日常的に出るものでもないため、こうした違いを予め知っておくだけでも早急に対応できる上に二次感染などの危険性も避けやすくできます。
また、リレンザはタミフルのようにエボラに効果が無いということも理解しておくべきです。

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